Misekai BLOG

「遠い誰かの物語」を自分ごととして想像する

大学5年生に書いた卒業論文は、「ロヒンギャ」と呼ばれる人々の排斥に関してでした。

その調査の中で、日本にも当時のリーダーが日本にやってきていたことを知りました。

実際その場所に行ってみると、ゆかりの碑が建てられていました。

ロヒンギャの歴史を調べ、ミャンマーの歴史を調べなければ、日本との関わりがこれだけ深く存在していたこと、歴史に影響を与えた日本人が身近にいたこと、そして日本軍がかつてアジアの国でしていたことも知ることはありませんでした。

これも他者を知ることで自らを知ることの一つかもしれません。

そして、想像以上に他者と影響を与え合うことで現在があるのだと思い知ることになりました。

そんなプロセスを通して「遠い誰かの物語」が自分ごととして想像できるようになれるのかもしれない、と思いました。