Misekai BLOG

驚愕!!バングラデシュのスラムで路上ライブ!

おはようございます!Misekai代表の綿貫竜史です。

今日は昨日に引き続き、綿貫竜史のバングラデシュ留学物語をお送ります。

 

私のはじめての研究フィールドはバングラデシュのスラムでした。

バングラデシュ都市部の世帯内のジェンダー関係について調査をするために、貧困層が多く暮らすスラムを訪れたのです。

 

しかしながら、外国人である私が現地の人たちにいきなり受け入れてもらえるはずがありません。

特に私の研究対象はイスラム教徒の女性だったので、宗教上なおさら私と接するチャンスがありませんでした。

なんとか現地の人たちから近づいてきてくれる方法を模索し、結局スラムの路上でベンガル語の歌を歌うことにしました。

 

歌ったのは3曲。

バングラデシュでは誰もが知っている恋愛ソングと、日本の「上をむいて歩こう」「花は咲く」をベンガル語翻訳したものを道端で披露しました。

 

 

 

 

歌い始めるとまず子どもたちが興味津々に近づいてきて、道を歩いていた大人たちも足を止め始めました。

気付くと家の玄関からじーーっと私の様子を覗いている女性たちの姿もありました。 3曲を歌い終えた時、私の周りには100人くらいの人だかりができていました。

 
 

「お前面白いな!」「どこから来たんだ?」

 
 

自分が何者か、何をしに来たのか、自分が母子家庭で育ってきた経験などを徒然と語りました。

その瞬間、現地の人たちと私の間にあった壁がスーっと崩れる音がしたのです。

 

 

ということで、今日のお話はこの辺にしておこうかと思います。
最後はエピソード3『幸せのおすそ分け』というお話をお送りしようと思います。

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。