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これが分かると圧倒的に質問の幅が広がる!9つの思考パターン

質問の切り口を進化思考の9パターンから考えてみる!

こんにちは!Misekai代表の綿貫竜史です。

今日はMisekaiのゼミの内容を少しだけ公開しようと思います。

 

アイデアの発想パターンを理解できる書籍に『進化思考』という本があります。

この本には新しいアイデアを生み出す9つの型が描かれています。

極端な量を増やして新しいものを生み出す『変量』の型、真似をして新しくする『擬態』の型、逆の発想で新しいアイデアを生み出す『逆転』の型、意外なものを組み合わせてみる『融合』の型など、クリエイティブな発想に必要となる思考の型について、生物の進化のパターンを紐解きながら分かりやすく解説してくれます。

 

この『進化思考』にある9つのパターンを自分なりに解釈してみたのですが、実はこれ自分自身の思考パターンを把握するうえでかなり有効なんじゃないかという発想に至りました。

 

まず初めに、進化思考の9つのパターンを対話における問いの切り口のパターンとして再解釈してみました。すると、こんな形で問い方のパターンが見えてきました。

例えば、貧しさとは何かを対話しているとき、「貧しさ」って「見て見ぬふりをしてしまう」という点でいうと「いじめ」と似てるよね、という切り口はまさに似ているものを探す『擬態』の思考のパターンになります。

他にも、とにかく対話の中で質問をたくさん投げかけることで真相を導くことが得意な『増殖』の思考パターンの人もいれば、真逆の発想で問い直そうとすることが得意な人もいます。

さて、問いの切り口の9パターンが理解できたところで、次に行うのは仲間との対話です。

どんなテーマでもよいので仲間たちと対話を行います。

その対話の中で自分自身がどんな質問や問いを生み出していたかを書き留めながら話を進めていき、最後に自分が9つのうちどのパターンの切り口をよく使っていたかを改めて考察します。

これによって自分が得意な思考パターンが見つかり、同時に苦手な思考パターンまで見つかります。

これまでは、具体思考が得意か、抽象思考が得意か、アナロジー思考が得意かの3パターンでしか個人の思考パターンを捉えることが出来ませんでしたが、これならより幅広い思考パターンを捉えることが可能になります。

 

人との対話の中で、自分の思考に出会える。

 

Misekaiのゼミはそんな時間にしたいと強く思っています。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。